オーディオNAS比較試聴会 参加リポート

去る6/15日、オーディオShop・オリオスペック社のオーディオNASの比較試聴会に参加してきましたのでリポートします。

■来場者
会場は秋葉原で、当日はあいにくの雨、定員18人と書いてありましたが実際の参加者は40人以上で、結構な熱気でした。
会話を聞いていると開催したShopの常連さんも多いようで、見るからにオーディオマニアの年配者が最前列に陣取っていて、あとは普通のおじさんとオタクっぽい人も若干いて、女性は1人、2人だったと思います。

■テストしたNAS
IOデーターの音楽用NASのHDDとSSDの2機種
Soundgenic HDL-RA2HF/E  ¥32,800
Soundgenic RAHF-S2HG   ¥160,000
メーカー詳細

Soundgenic RAHF-S2HG

 

 

同じくIOデーターの高級機ブランド「fidata」の中級機と高級機の2機種
fidata HFAS11-S10      ¥370,000
fidata HFAS11-XS40      ¥648,000
メーカー詳細

fidata HFAS11-XS40

 

メルコの音楽ブランドDELAの中級機と高級機の2機種
DELA N1A/2         ¥448,000
DELA N10           ¥648,000
メーカー詳細

 

DELA N10

 

 

それと、QNAP TS-231P2 (Amazon価格 ¥65,000※3TBx2の場合)

メーカー詳細

 

QNAP TS-231P2

 

■試聴方法
合計7機種を下記の2種類の方法で接続し、ブランド毎にその音が好みかどうかを全員に挙手してもらうという参加型の内容でした。
1.USB-DACとNASをUSBで直結
2.USB-DACとNASをUlutraRendoというネットワークブリッジでLAN接続
※QNAPはUSBでのDAC接続はできないと主催者は言ってましたが、できます。
メーカー詳細

■比較試聴を終わっての感想
普段聴き慣れない歌謡曲とか聴かされたので、辛かったです(笑)

USB-DACとNASをUSBで直結したテストではIOデータのSoundgenic(HDD)以外、ブラインドテストをされても判別は難しいレベルです。

また、USB-DACとNASをLAN接続した場合も同上でしたが、試聴全体としてはNASをDACとUSBで直結したより、LAN接続の方が音は良いと感じました。

最後に主催者と客で意見交換しましたが、私の感想とほぼ同じことを言った人がいたのですが、多くの人が同感に挙手‼ 要はQNAP TS-231P2以上であれば音質の違いはほぼ無く、NASの選択は好みの問題であることが判明し、主催者はこの反応にはちょっとがっかりしてました。

また、主催者からは再生ソフトに関しての言及はほぼなく、HQ-Playerはハードルが高いとかというコメントがあったので、ソフトに関しては力を入れておらず、オーディオNAS添付品を使用することを前提に考えていると感じました。

なお、催し物の趣旨の一つがパソコンなしでネットワークオーディオができる「UlutraRendo」(9万円)の紹介ということだったみたいなので、こちらの商品説明を詳しくやって終了となりました。